エリア拡大 大賀ハス夜間イベント 「YohaS」 来月7、8日に開催 千葉市・千葉公園

過去に開かれた「夜ハス」の様子(千葉公園YohaS振興会提供)

 千葉市の花・大賀ハスにちなんだ夜間イベント「YohaS(夜ハス)」が6月7、8日に千葉市中央区の千葉公園で開かれる。毎年恒例のアートフェスで今回が7回目。同公園内の総合体育館や、4月にオープンしたにぎわい広場「芝庭」にもエリアを拡大し、これまでの2倍の面積で多彩なパフォーマンスが繰り広げられる。

 7回目のテーマは和の要素を取り入れた「ジャパネスク」。同公園の綿打池周辺を「江戸」に、芝庭周辺を「明治」に見立て、音楽やダンスなどのパフォーマンスで江戸と明治を巡る物語を表現する。芝庭や同体育館で体験型のデジタルアートを上演し、同池では水面に浮かぶボートを生かしたアートを披露する。

 同公園をキャンバスにしたライトアップは今回も実施。エスニック料理やスイーツ、アルコールなどを販売するキッチンカーも例年の2倍という約30台が出店する。

 同イベントは千葉市と一般社団法人千葉公園YohaS振興会の共催。同法人の担当者は「これまでで最大のイベント規模になる。日常に潜む和の景色と、光や音楽で彩られる空間が融合したYohaSを楽しんでほしい」と話している。

 6月7、8日とも午後6~9時(キッチンカーは午後4時から)。入場無料。詳しい内容は公式ホームページで順次発表する。

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