福留孝介氏、中日の背番号1の後輩にエール「今の苦労、試練を彼がどう乗り越えてくるのか僕は楽しみ」

東海ラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された16日の中日-阪神戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日の岡林勇希について言及した。

岡林はレギュラーに定着した22年に最多安打のタイトルを獲得すると、2年連続でベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。今季から福留氏が現役時代に99年〜07年まで着けていた背番号1を背負う。しかし、今季は故障で出遅れ、開幕から本来の力を発揮できていない。

福留氏は岡林について「成長していますし、年々進化してきています」と評価しながらも、「ただ今シーズン自分の怪我もある中で、ここまで成績が出ない。これというのは誰もが通る道だと思うんですよね。常に順風満帆に行くわけではないので、ここをしている今の苦労、試練を彼がどう乗り越えてくるのか僕は楽しみにしています」と辛口エール。

「僕は岡林選手に対しては厳しい目で常に見ることにしているので、そう言った意味でいけばまだまだです」と厳しいコメント。具体的にまだまだな部分について「全てです。全てにおいて彼がもっともっとレベルアップしていかないと、と彼にはいつも言っています。彼が今年から背番号1をつけていますし、僕自身もドラゴンズにいる時に背番号1をつけていた。厳しく言って、もっともっと成長しないと背番号1を返してねと言っています」と語っていた。

(提供:東海ラジオ ガッツナイター)

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