「増収増益」2年連続で増加 県内企業の業績見通し 広島

今年度の業績見通しについて「増収増益」とする県内企業が2年連続で増加しました。

帝国データバンクによりますと、今年度の業績見通しを「増収増益」とした県内企業は25.7%で前の年を1.1ポイント上回り2年連続で増加しました。

上振れの材料としては「個人消費の回復」と「所得の増加」と答えた企業が多く、賃上げによる個人消費の回復に期待が寄せられているとみられます。

一方で下振れの材料として「人手不足の深刻化」と答えた企業は37.4%で、前の年から5.9ポイント増加しました。

帝国データバンクは円安を追い風にインバウンド需要が拡大する一方で、さらなる物価上昇が懸念されるなど個人消費がどの程度上向くかがカギとなるとしています。

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