トンボ鉛筆、ホタテの貝殻を練り込んだ消しゴム

トンボ鉛筆は、ホタテの貝殻などのバイオマス(生物由来の資源)原料を練りこんだ、「消しゴム モノナチュラル」を発売した。ラインアップは、「消しゴム モノナチュラル」(165円)と「消しゴム モノナチュラルS」(99円)の2種類。

「消しゴム モノナチュラル」(左)と「消しゴム モノナチュラルS」

モノPEシリーズと同じ「消字率95%以上」(測定値)を達成

「消しゴム モノナチュラル」「消しゴム モノナチュラルS」ともに、日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク」を取得した消しゴムで、消しカスを出やすくして表面をいつもフレッシュに保つための充填剤に、ホタテの貝殻のパウダーを練り込んだ。1個あたりに10%以上(重量比)のバイオマス原料が含まれており、消しゴムの生地の色はホタテ貝殻などの生成り色となっている。

「バイオマスマーク」を取得。独自基準による自己宣言環境ラベル「グリーントンボ」を製品上に表示した第一号でもある

なお、バイオマス原料を含みつつ、「モノPE」シリーズと同等の消字率95%以上(測定値)を達成した。スッキリとした消えのよさと、サラサラした消し感が特長で、「モノPE」シリーズと比較してやや硬め、消しカスは控えめ。このほか、スリーブに再生紙を使用している。

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