FaroStar、ドローン探知システム「Drone ID Tracker」の実証試験を東急リゾーツ&ステイの協力のもと実施

この実証試験は、ドローンの違法飛行による不正な撮影を防ぐことを目的だ。

違法ドローン飛行問題

近年、ドローンの普及に伴い、違法な飛行やプライバシー侵害といった問題が増加しています。これらの問題は、温泉地、タワーマンション、自衛隊の敷地付近、イベントなど、さまざまな場所で報告されています。

私たちは、これらの問題に対する解決策を提供するために、ドローン探知システムDITの開発に取り組んできました。このシステムは、違法なドローン飛行を素早く探知し、その情報を関係者に通知することで、迅速な対応を可能にします。

どのようにして見つけ、通知するか

DITスマホアプリ画面

図はスマートフォンアプリのイメージ図だ。中央の図のように、検知センサー(緑色の●)を設置する。これらのセンサーは、その有効範囲内に現れたドローン(赤色の●)を検知。許可が出ていない区域や時間帯で飛行しているドローンを「不正」と定義し、その情報はアプリ内で通知される。

管理パソコン画面

今回の実証試験は、システムの有効性と信頼性を確認するための重要なステップだ。試験の期間と場所は、ドローンの違法操縦者に探知機の設置がわからないようにするため、公表しない。

FaroStarと東急リゾーツ&ステイは、この実証試験を通じて、ドローンの適切な利用を推進し、社会問題の解決に貢献することを目指すとしている。

▶︎FaroStar

© 株式会社プロニュース