目黒蓮、7月期主演月9『海のはじまり』“『silent』2話時”驚きのオファーを語る 永別の恋人は有村架純か

目黒蓮(Snow Man)、有村架純(C)ピンズバNEWS

Snow Manの目黒蓮(27)が5月16日放送のラジオ番組『Snow Manの素のまんま』(文化放送)に出演。次の7月クールのフジテレビ月9ドラマ『海のはじまり』への主演が決まった経緯を明かし、多くのファンが沸騰している。

この日の放送ではリスナーからの次のメッセージを紹介。

《目黒蓮さん、月9ドラマ主演おめでとうございます。めめの夢ノートが現実になりましたね。お話聞いたときはどうでしたか? 子役ちゃんとどんなふうに過ごしていますか? シングルパパの役とのことなので難しい役だと思いますが楽しみにしています》

目黒は「ありがとうございます!」と応じ、ジャニーズJr.(現:ジュニア)時代にさまざまな目標を書いていたノートに無理だと思いつつも「月9主演やりたい」と書いていたといい、オファーがあった際にはその当時のことを思い出したという。

メンバーの岩本照(31)から「どうだった? 話聞いたとき」と問われると、「話聞いたときは……結構前」だとし、2022年10月クールに放送された『silent』(フジテレビ系)の撮影時、1話が放送され、2話を撮っているタイミングで「どうですか?」と月9のオファーが舞い込んだと明かした。

しかし、当時の目黒は「『silent』に全集中してた」といい、「(オファーを)いただいたんだけどいったん目の前にある役だけを考えて全うしたかったからその期間は何も考えず、想くんを一生懸命演じて」と、『silent』の佐倉想役を演じ切ることに全力だったと振り返った。

『silent』終了後に徐々に月9の話が進んでいき、「親子の物語をやりたいんだけど、どうかな?」といった話をプロデューサーの村瀬健氏などから聞き、「(ドラマの)内容の話をずーっと細かくしてきたから、いっぱい話し合っての今」と語った。

目黒は『silent』チームと再び一緒に仕事ができることについて「スタッフさん含めみなさんが頑張ってやってきたからまたこうして同じチームでできる。周りのみなさんにただただ感謝して今回も(月岡)夏くんっていう役、夏くんに没頭してこの夏を過ごすって感じかな」とドラマへの意気込みをあらためて露わにしていた。

目黒のトークを受けてX(旧ツイッター)には、

《月9主演の話 そんなに早かったとは プロの目にはわかるんだなースターの原石
《silentの時から月9の話が出てたんだな…すごく長い時間をかけて丁寧に準備されてるんだなと思って、期待が高まる〜〜〜〜〜》
《月9主演の話がsilent2話から走り出してたなんて そうだよねそりゃそーだよねって感動と納得で胸いっぱい で、ようやくこの裏話できたんだね…ありがとう》
《ほんとめめ尊敬する 月9の話を聞いた時飛んで喜んでもおかしくないところを想くんに集中っていうマインドが素敵》

といった声が上がった。

■『silent』チーム再集結&永別の恋人役は有村架純か

女性誌編集者が話す。

「ジュニア時代から夢ノートに書いていた夢がまさに実現しようとしているときにもかかわらず、浮かれることなく目の前の作品だけに集中していたなんて、なかなかできることではありませんよね。そのストイックな役者魂が周囲から高く評価されているんでしょうね」

目黒が主演を務める7月期の月9『海のはじまり』は、社会現象を巻き起こした前述の『silent』の脚本・生方美久氏、演出・風間太樹氏、プロデュース・村瀬氏が再び集結し、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナルストーリー。

7年前に別れた元恋人の死をきっかけに、自身と血のつながった娘の存在を知る28歳の青年・月岡夏(目黒)を主人公にした家族の物語だ。

夏は大学時代に同級生・南雲水季(なぐも・みずき)と交際。幸せな日々を送っていたが、就職活動の時期を迎えた頃、彼女から別れを切り出されてしまう。

その後、夏は大学を辞めた水季と会うこともなく卒業し、就職。新たな人生を歩んでいたが、大学時代の友人からの連絡で水季が亡くなったことを知る。水季の葬式へ向かった夏は、そこで彼女の子どもだという女の子・海(うみ)と出会う。

そして夏は、その父親が自分だと聞かされる。彼は自分の知らないところで過ごしてきた2人の長い時間を思いながら、父親になろうとしていく――というストーリーだ。

「『silent』の第2話撮影時から月9の話が動いていたといいますから、夏は目黒さんを想定して当て書き(その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと)されたのかもしれませんね。『silent』の撮影は22年の夏ですから、2年弱も温めていた作品になる。目黒さんの準備もバッチリでしょう。

そして、ヒロインは有村架純さん(31)が内定していると報じられています。おそらく、死に別れた、永別した元彼女で夏(目黒)が育てていく女の子の母である水季を演じるのでしょう。2人は2022年公開の映画『月の満ち欠け』でも共演していますから、息の合った演技を見せてくれるのではないでしょうか。

『silent』のような美しい映像、生方氏の秀逸な脚本、そして最旬の俳優である目黒さんと有村さんの演技――長い準備期間があった『海のはじまり』は、相当期待できる作品になりそうですね」(前同)

ジュニア時代からの夢を叶えた目黒の月9ドラマでの演技に、大いに注目が集まっている。

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