尾道市官製談合疑惑 ほかの工事でも情報漏えいか

工事の入札情報を業者に漏らした疑いで逮捕された尾道市の職員が、ほかの工事でも同じ業者に情報を漏らしていた可能性があることがわかりました。

尾道市土木課の容疑者の男(51)は、逮捕された業者の当時の社長(58)に道路改良工事の最低制限価格がわかる設計書を渡し落札させた疑いがもたれています。

この業者はおととし11月、尾道市が発注した別の改修工事について最低制限価格と全く同じ金額で落札していました。

捜査関係者によりますと2人は数年前からの知人で、ほかの工事でも何らかの入札情報をやりとりしていた可能性があるとみて捜査しています。

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