国民民主党・玉木雄一郎代表 つばさの党の〝妨害〟に「被害届を出すのはおかしいと言われるが、ダメなんです」

国民民主・玉木雄一郎代表

国民民主党の玉木雄一郎代表が17日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、つばさの党の選挙妨害事件に言及した。

国民民主党は4月の衆院東京15区補選で乙武洋匡氏を推薦し、玉木氏は街頭演説会で小池百合子都知事とともにマイクを握ったが、つばさの黒川敦彦代表や根本良輔幹事長らから質問をぶつけられていた。

玉木氏は「ワンワンやられてですね、これは明らかに選挙の自由妨害罪だということで訴えていた。先日、警察が家宅捜索に入ったことで厳しく対処してもらいたい。一方で、あれは表現の自由だ、そんなことぐらいで被害届を出すのはおかしいと言われることもある」と切り出した。

玉木氏は2019年に安倍晋三首相(当時)の街頭演説でヤジを飛ばした男女2人の排除騒動とは「全くの別物」と指摘したうえで、黒川氏らが拡声器などを用いた点を問題視し「演説自体を不可能にするようなものはダメなんですよ。今回のような事案が二度と起きないように必要な法改正も取り組んでいきたい」と力を込めた。

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