DV夫にいたぶられる妻 ベッドの下に潜んだ男が目撃 「アンダー・ユア・ベッド」本編映像

2024年5月31日より劇場公開される、SABU監督の韓国デビューとなるサスペンス映画「アンダー・ユア・ベッド」から、本編映像の一部が公開された。

本編映像は、ベッドの下に隠れた主人公のジフンが、DV夫ヒョンオと妻イェウンの私生活をのぞき見るもの。妻に対して満足させるように強制する夫は、妻は被虐待性愛者で、自分にいたぶられ、支配されるのが好きだと思い込んで、その行為を楽しんでいる様子と、それに応えるようにみだらにあえぐ妻の姿が捉えられている。

長年イェウンのことを脳裏から消すことができなかったジフンは、9年の時を経て、偶然にもイェウンと再会。ジフンの中の彼女は、友達に囲まれて美しく輝いていた姿だったが、精神科の医者であるヒョンオと結婚したあと、彼女の私生活は一変していた。笑顔や感情が消え、毎日ご飯の支度を完璧に済ませ、決まった時間に夫を出迎える。夫が風呂と言えば、体を洗ってあげ、夫の機嫌を取るのが日課となっていた。そして、夫の性処理もイェウンの役目なのだった。

「アンダー・ユア・ベッド」は、大石圭の小説を2019年に高良健吾主演で実写化された同名作の韓国リメイク。学生時代から誰にも名前すら覚えてもらえなかった孤独な男・ジフン(イ・ジフン)には、忘れられない女性がいた。それは、初めて大学の講義中に名前を呼んでくれたイェウン(イ・ユヌ)だった。 数年後も忘れられないジフンは、彼女を探し出して再会を果たすも、彼女は覚えていなかった。再び彼女に強烈に惹かれたジフンは、イェウンを24時間に渡り監視するようになる。そして、ジフンが夫であるヒョンオ(シン・スハン)から、激しいDVを受けていることを知ってしまう。

孤独な人生を送る男・ジフン役には、「新米史官ク・ヘリョン」「青い海の伝説」などさまざまなジャンルのドラマや映画で活躍中のイ・ジフン。ジフンが思い続ける女性・イェウン役を、新人女優のイ・ユヌが務める、夫から激しいDVを受ける役を体当たりで演じる。さらに、暴力を振るうイェウンの夫役を、舞台や映画を中心に活躍するシン・スハンが演じている。「蟹工船」「うさぎドロップ」「砕け散るところを見せてあげる」などのSABU監督による韓国デビュー作となる。

【作品情報】
アンダー・ユア・ベッド
2024年5月31日(金)全国ロードショー
配給:KADOKAWA
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