“大宮セブン”発のバンド・アイボリーズのゲリラライブをリポート! 点数をつけるとしたら「ガチで890点」!?

テレビ埼玉ほかで放送中の「それゆけ!大宮セブン」(火曜午後11:00)。番組内で結成されたバンド・アイボリーズが、5月15日に埼玉・JR浦和駅前でゲリラライブを開催した。

アイボリーズは、音楽フェスへの出場を目指し、マヂカルラブリー・村上の発案で結成。ギターを「デブ」こと村上、キーボードを「ガリ」ことGAG・SJ、ベースを「ノッポ」こと囲碁将棋・根建太一、ドラムを「リトル」ことすゑひろがりず・南條、そしてボーカルを「アタック」ことジェラードン・アタック西本が務めている。

ライブは、オリジナル曲「アイボリーズのテーマ」で幕開け。THE BLUE HEARTS「情熱の薔薇」やシマッシュレコード作曲の「タイヤモンドだね」で会場はますますヒートアップ。さらに、サプライズで、フラワーカンパニーズとコラボレーションした新曲を制作中であることも明かされた。作詞は西本が担当し、「おふざけ一切なしで歌詞を考えました。僕の心の奥底をさらけ出しています」と、歌詞に込めた真剣な思いを語っていた。

ライブ後は報道陣の取材に応じ、「今日の演奏に点数をつけるとしたら?」という記者の質問に、村上は「40点」と厳しめの回答。「やっぱり練習の方がうまくできる。そもそも練習が70点ぐらいで、それがマックスなんです。さらに人前に立つと、緊張が抑えられない。でも、曲としては成立していただろうなと思うので、40点ぐらいです」とライブの難しさを吐露。南條も「僕も50点くらい。音がスタジオと全然違うなと思って。手探りでやっていた感じがあったので…。(今日使った)電子ドラムを買うしかないな」と演奏を振り返り、次の機会に向けての考えを述べた。

SJは「僕は30(SJ)点ですね。やっぱり外ではやったことがなかったので、緊張して…」と明かすと、ほかのメンバーが「SJのキーボードはこのバンドのキーになっているので、めちゃくちゃすごいっすよ。本当の0からだもんね、本当に上達しているよね」とフォローする場面も。

一方、根建は「100点です。というのも、ベースって基本聞こえないんですよ。先日、フラワーカンパニーズの鈴木(圭介)さんにあいさつに行った時に、ベースは聞こえないから最悪なくてもいいと聞いて。0点でも100点でも、最悪いなくてもいいんです(笑)」と冗談を交えつつ、自虐的にコメント。

西本は「ガチで890点」とさらなる高評価。その理由を「今日のボーカルの出来自体はたぶん2点ぐらいだと思うんですが、実は今日、乗馬体験で落馬して、左手を負傷していまして…」と告白。「『本当に温厚な馬です』って紹介された馬が、フェラーリのエンブレムくらい跳ねていて…左手が使えない状態で乗り切ったので、われながら相当すごいなと。そのうえ、フラワーカンパニーズがライブでやっていたタコの動きもカッコよかったので、まねしたりとか。痛みを感じさせずにやり切ったことは、評価に値すると思います」と自信たっぷりの表情を見せた。

なお、ライブの様子は7月2日、16日の「それゆけ!大宮セブン」内で放送予定。「アイボリーズのテーマ」とフラワーカンパニーズとのコラボソングは、2024年内にリリースされる予定だ。

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