元乃木坂46・北川悠理の初脚本&初主演映画『しあわせなんて、なければいいのに。』無料配信開始 試写会イベントも

2023年6月に乃木坂46を卒業した北川悠理が初めて脚本を手掛け、初主演した映画『しあわせなんて、なければいいのに。』が、映像配信サービス「Lemino」にて5月17日(金)より独占無料配信開始。この度、映画の完成を記念した試写会イベントが5月16日に開催され、北川悠理、映画に出演した乃木坂46の4期生メンバー11名、高橋栄樹監督が登壇しました。

本作は、2023年6月に乃木坂46を卒業した4期生の北川悠理が現役時代から構想を温め、執筆した初脚本(共同脚本)作品。北川悠理自ら主演を務め、その他のメインキャストとして、グループのセンターもつとめた遠藤さくらや賀喜遥香をはじめ同期の乃木坂46・4期生の11名が出演しています。なお、乃木坂46の元メンバーが原作、脚本を担当し、現役メンバーが出演した作品は、乃木坂46史上初となります。

なかなか学校になじめない高校2年生の白木鴇(北川悠理)には好きな小説がありました。駅で自作のCDを配っていたツグミ(筒井あやめ)との出会いをきっかけに、鴇が好きだった小説のオフ会にツグミと共に参加することに。小旅行のような形で開催されたオフ会で、紫陽花(遠藤さくら)をはじめとする同年代の仲間と出会い、鴇は自分の本当の気持ちと向き合うことになります。この経験をきっかけに、学校になじめない原因となった朱里(賀喜遥香)との関係が変わっていきます。

試写会イベントでは、全員からのあいさつが終わり、最初の質問に答える前に、同期との再会と映画が完成したことへの想いが溢れ、思わず涙を流す北川悠理。田村真佑からも久々の再開が嬉しいとの言葉もあり、会場は温かな空気に包まれました。

北川悠理は「乃木坂46の活動の中で特にお芝居が好きだった。私は自分の言葉で話すのが苦手だけど、役を通すと感情を出せる。ファンの皆さんへの恩返しと、最後にメンバーとスタッフさんと映画を作りたかった」とこの映画を制作するに至った思いを伝えました。高橋栄樹監督は「脚本を読んだときに、独特な世界観だったので、大人が仕立て上げるのではなく、そのままストレートにやることを考えて、そのまま映像にすることにこだわった」と話し、最後に北川悠理が「多くの人の助けがあったこそ映画が完成した。私の頭の中が表現されている」と語り、試写会は終了しました。

© 株式会社シーディージャーナル