【バレーボール】高橋藍 パリ五輪でのメダルへ前哨戦を重視「結果次第でもっと上を見れる」

バレーボール男子日本代表の高橋藍(モンツァ)は、大一番へ向けて順調に調整を進めている。

今季の高橋はイタリア1部セリエAのプレーオフで、日本人2人目となる決勝に進出。主要国際大会で46年ぶりに表彰台をつかんだ。21日に開幕するネーションズリーグ(NL)予選ラウンド第1週は出場しないが、体調は良好だ。17日には母校・日体大(東京・世田谷区)で行われた学位記および理事長賞授与式に参加し「イタリアから帰ってきて、数日程度休みをもらいながら、代表合流して練習をしている。オフ明けは少し調整が入りながらだったけど、今は徐々に上げている」と状態を明かした。

昨年のNLでは主要国際大会で46年の表彰台となる銅メダルを獲得。今年のNLはパリ五輪を見据える上で、より重要な戦いになるという。「日体大と背負って五輪を戦っていきたい。今の段階ではメダル獲得を目標にしているが、その前NLがある。そこでの結果次第で(五輪で)もっと上を見れると思うので、まずはNLからしっかり頑張っていきたい」と闘志を燃やした。

悲願達成へ、NLでいい流れをつかむことはできるか。

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