中島健人、Sexy Zone卒業後初主演ドラマで弁護士役に 「新人の気持ちで挑むつもり」

中島健人が主演を務める連続ドラマ『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』が、7月19日よりテレビ東京のドラマ8枠で放送されることが決定した。

本作は、累計発行部数210万部(電子+紙)を超える人気漫画『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(原作:左藤真通/作画:富士屋カツヒト/監修:清水陽平/白泉社 『黒蜜』連載)が原作のリーガルドラマ。変わり者の主人公・保田理(やすだおさむ)弁護士が「しょせん他人事」をモットーに、社会問題にも発展しているネット炎上やSNSトラブル案件を解決していく。

テレ東ドラマ初出演にして初主演を務める中島が演じるのは、笑顔はかわいいが言動はまったくかわいくない変わり者の弁護士・保田理。訪れる相談者を「しょせんは他人事じゃん?」と突き放しながらも、現代に蔓延るネット炎上、 SNSトラブル、誹謗中傷問題を彼なりの信念のもとスカッと爽快に、ダークに解決していく。原作に登場するケース(案件)を忠実に描きながらも、映像作品だからこそ伝えられる弁護士と相談者たちがリアルに闘っていく中での葛藤や心情の変化のリアリティを追求し、オリジナルキャラクターなどの要素も加えて“決して他人事ではない”実写連続ドラマとして展開される。

Sexy Zone卒業後初のドラマ出演となる中島は、「Sexy Zone卒業後初めてのドラマなので新人の気持ちで挑むつもりです」「このドラマでしかみることのできない、痛快で危険なドラマを皆様にお見せできたらと思っております。SNSの闇をドライに切り裂く、僕演じる弁護士の姿をぜひお楽しみください!」とコメントを寄せている。

脚本を手がけるのは、『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)、『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)の小峯裕之。監督は、『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)の本橋圭太と『女王の法医学~屍活師~』(テレビ東京系)の村上牧人が担当する。

【中島健人(保田理役)コメント】
●ドラマの出演が決まった時の気持ち、台本を読んだ感想
Sexy Zone卒業後初めてのドラマなので新人の気持ちで挑むつもりです。台本を読み進めていくと、ネット社会では誰しもが共通することで、悩み、もがき、スマホに向き合っています。そんな感情を僕が演じる弁護士が、バッサリ切り捨て、スッキリした感情にさせてくれるところが僕自身もたまらなく気持ちよく、爽快な読み応えでした。

●保田理弁護士を演じるにあたっての意気込み
スマホという小さな世界の中で、現代人は“コメント欄”の中に生まれる言葉の棘や、嘘に悩まされています。1番はそんなコメントを見ないのが正解なのですが、この時代そうもいかない時もあるのでいざ向き合う時に法律を通して対処していくと、どんな結果が加害者側に待っているのか、そして被害者はどのような答えを見つけることができるのか、それらを僕が演じる保田理弁護士が強烈に冷たく、でもほんの一瞬だけ優しく教えてくれます。僕の中に存在する、ある種究極にドライな部分をお楽しみください。(笑)

●視聴者へメッセージ
SNSが主なこの時代の中で、僕らはいろんな情報を知り、信じ、時に悩み、惑わされます。物語の中で起きる保田が対応する事案にも僕が見てきた景色や、経験を反映しながら、このドラマでしかみることのできない、痛快で危険なドラマを皆様にお見せできたらと思っております。SNSの闇をドライに切り裂く、僕演じる弁護士の姿をぜひお楽しみください!

【テレビ東京 ドラマ室 中川順平(プロデューサー)コメント】
ネットの「炎上」や「誹謗中傷」が日々世間をにぎわせています。それは時に人の生死に関わることさえあります。「炎上」は 最早有名人に限ったものではなく、ごく普通の一般人にも起こり得るものです。そんな「炎上」に、もし私たちが巻き込まれたとしたら、いったいどう対処すれば良いのでしょう? 本作は、弁護士の主人公が「法律」を武器に、こうした「炎上」に挑みます。し かしこの武器は、何でも切れる万能の剣ではなく、時に使う側が痛みを感じる、限界を持つものでもあるのです。リーガルドラマは百花繚乱ありますが、ネットトラブルへの対処に特化したものはほとんどありませんでした。本作ではそのリアルな実情を、炎上の「被害者」と「加害者」それぞれが抱えるドラマも含め、時に痛快に、時にビターに描きます。
主人公の弁護士・保田役には、テレ東ドラマ初出演となる中島健人さん。弁護士としては極めて有能。それでいてスイーツとゲームをこよなく愛し、周りの空気を一切読まない主人公像は、「ケンティ」の新たな一面を垣間見せてくれると同時に、ドラマ8枠に新風を吹き込んでくれるに違いありません。新・リーガルドラマ「しょせん他人事ですから」、どうぞお楽しみに!

(文=リアルサウンド編集部)

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