菅田将暉、アルバム『SPIN』のジャケット写真に内モンゴル出身の写真作家Ryu Ikaを起用

卓抜した演技力で実力派俳優としての地位を確立する一方、ストリーミング3億回再生超の「まちがいさがし」や「虹」、日本レコード大賞特別賞受賞など音楽アーティストとしても注目されている菅田将暉が、7月3日(水)に3枚目となるオリジナル・アルバム『SPIN』をリリース。そのジャケット・ヴィジュアルが公開されています。

アルバム『SPIN』の顔となるジャケット・ヴィジュアルに使われている写真は、中国・内モンゴル自治区生まれの写真作家・Ryu Ika(リュウ・イカ)の作品。Ryu Ikaは、武蔵野美術大学在学中にエコール・デ・ボザール(パリ国立高等美術学校)へ留学し、蜷川実花や川内倫子らを輩出し、若手写真家の発掘・育成に大きな役割を果たしてきたギャラリー「ガーディアン・ガーデン」主催による公募展「1_WALL」(旧・「ひとつぼ」展)の第21回写真「1_WALL」グランプリを獲得。作品集『The Second Seeing』『Memos』を刊行するほか、上野の森美術館の「VOCA展」や写真体験とものづくりが楽しめる複合施設MMoPでの「浅間国際フォトフェスティバル」をはじめ、個展、グループ展、パブリック・コレクションにも多数参加。現代監視社会において、自他との触り合い方を探るなかで自身の居場所について思考し、それらのリサーチを写真というメディアでインスタレーションに可視化することを試みています。

その彼女の作品に菅田が惚れ込んで、アルバムのジャケット・ヴィジュアルにオファー。互いに話し合いを重ねながら、本作のクリエイティヴが完成させています。

Ryu Ikaは「この度は声をかけていただき誠にありがとうございました。音楽作品、そして菅田さんの『SPIN』に対しての理解と思いを伺い、広やかな大地、肉体感覚や内面的な家族への思いなどが頭に浮かびました。そんなところで、今回ご提供させていただく作品は、私の故郷の内モンゴル、そしてそこに生きている母親への記憶の捧げ物としてのシリーズ写真作品『MOM LAND』から選び出すことにしました。このシリーズは私の作品の中で一番特殊で個人的なものでして、自分の今までの人生の中で一番“スピン”をしているようなものではないかと思います。ぜひ素晴らしい音楽と合わせてご覧ください!」とコメントを寄せています。

『SPIN』は、完全生産限定盤と通常盤の2形態でのリリース。完全生産限定盤は、特製缶BOXに菅田自身もデザイン監修をしたオリジナルTシャツ、ステッカーセット、紙ジャケ仕様のCDが入った豪華盤に。通常盤は、初回仕様が完全生産限定盤とは異なる2つ折りの紙ジャケット仕様となります。

Vaundyが提供し、日本テレビ『news zero』の2022年テーマ・ソングとなった「惑う糸」をはじめ、東京スカパラダイスオーケストラとのコラボレーション曲で、TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』第2クールのオープニング・テーマとなった「るろうの形代」、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』主題歌の「ユアーズ」、『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』主題歌の「谺する」など、話題のタイアップ・シングルを含む全13曲を収録。石崎ひゅーい、小野雄大、佐藤千亜妃、Bialystocksの甫木元空(ほきもと・そら / vo,g)、go!go!vanillasの牧達弥(vo,g)といったさまざまなアーティストからの提供曲や菅田との共作曲、菅田自身がプロデュースに関わった楽曲など、音楽アーティストとして一段と深みを増したアルバムとなっています。

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