中国の王毅外交部長、上海協力機構外相会議に出席へ

中国の王毅外交部長が20~21日にカザフスタンの首都アスタナで開かれる上海協力機構外相会議に出席します。

中国外交部の汪文斌報道官は16日の記者会見で、「上海協力機構外相会議が20日と21日、カザフスタンの首都アスタナで開かれる。会議の期間中、王毅中国共産党中央政治局委員、外交部長は会議に出席する他の国の外相らと共に、当面の国際情勢と地域情勢、上海協力機構の発展の見通し、さまざまな分野における協力など、関心を寄せる問題をめぐって意見を交わし、年内に開催予定の上海協力機構サミットに備えた準備を行う。中国は各国と共に、『上海精神』を発揚し、結束して協力し、手を携えて課題に対応し、発展のチャンスを共有し、各国の国民に幸せをもたらすことを望んでいる」と述べました。

また、汪報道官によれば、王外交部長は会議への出席に合わせてカザフスタンとタジキスタンの両国を訪問する予定です。この両国は中国の良き隣国であり、「一帯一路」の質の高い共同建設の重要な協力パートナーです。中国とカザフスタン、中国とタジキスタンは高いレベルの関係発展を維持しており、双方の運命共同体構築に力を入れています。訪問期間中、王外交部長は両国の首脳および外相とそれぞれ会談し、両国関係、共に関心を寄せる国際問題と地域問題について意見を交わします。(提供/CRI)

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