市原隼人主演『おいしい給食 Road to イカメシ』SP特番映像を公開! 入場者プレゼントも決定

映画『おいしい給食 Road to イカメシ』メイキングカット(C)2024「おいしい給食」製作委員会

市原隼人が主演する『おいしい給食』シリーズの劇場版最新作『おいしい給食 Road to イカメシ』より、インタビューやメイキングなどを収めたスペシャル映像が到着。併せて、5月24日の初回上映時より、入場者プレゼントとして、主人公・甘利田とイカメシの対面シーンをとらえたキラキラステッカー「イカメシール」が4万枚限定&先着順で配布されることも発表された。

『おいしい給食』シリーズは、給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディー。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が、食欲をそそる給食バトルと共に紡がれる。

昨年放送されたドラマ『おいしい給食 season3』に続く劇場版最新作となる今作は、北の地に舞台を移し、時代もついに平成に突入。給食をこよなく愛する中学教師・甘利田幸男。自由奔放な発想で独自の給食道を歩む生徒・粒來ケン。平成に突入しても2人の闘いは続く。

主人公の中学教師・甘利田を演じる市原、甘利田が教育係を務める女性教師・比留川愛役の大原のほか、給食マニア甘利田の新たな食のライバル生徒・粒来ケン役の田澤泰粋、甘利田の同僚・木戸四郎役の栄信、PTAの幹部にして水産加工会社を経営する完食推進派・白根澤仁役の六平直政、甘利田をからかうのが楽しみな給食配膳員・牧野文枝役のいとうまい子、駄菓子屋の店主・サキ役の高畑淳子、甘利田が勤務する忍川中学校の校長・坂爪勲役の小堺一機、等々力町長役の石黒賢が出演する。

このたび本作より、インタビューやメイキングなどを収めたスペシャル映像が到着。北の大地にやって来た甘利田が、現地の学校でおいしそうな給食の数々を前に、コミカルな動きをさく裂させる映像から始まる。メイキングに続き登場した市原は、3度目となる映画化について「本当に奇跡。初めてシーズン1の台本を頂いた時から、シーズン3にたどり着くとは思っていなかった。この作品を愛して下さったファンの皆様に育てて頂いていますので、恩返しとして現場に立っています」と感謝。

見どころについては「根本的には変わらず、滑稽ながらも好きなものを好きと、一生懸命に、必死に、生きる甘利田の姿をご覧いただいて、皆様の活力にしていただきたいと思っています。そして函館の地、今までには無かった雪の中での『おいしい給食』が、どれだけ繊細で温かくて優しくて愛にあふれていて、さらに激動の給食愛に翻弄されているドラマが生まれたか、是非見て確認していただき、更に、『season2』の終わりにイカ飯が美味しいという噂を聞いた甘利田が、食べることができたのか、どう相まみえたのか、それも是非楽しみにしていただきたいです」と笑顔でコメント。

続いて、これまでの“うまそげ”バトルを振り返り。中学教師・甘利田幸男は、北の地に降り立った。隠し持った真の目的はアレを味わう事。だが赴任から一年以上経つも、アレが献立に登場する事は無い。ただひたすら北の地のご当地給食を日々満喫していた。ある日、席替えをきっかけにストーブ前に陣取った生徒・粒来ケンの給食魂に火が付いた。その独創性に完膚なきまでに打ちひしがれる甘利田。その日以来、甘利田にとっての給食道は、闘いの獣道となっていく。幾度かの給食バトルを経て、2人には不思議な絆が生まれ始める。先生と友達になりたいと言う粒来。その真の意味を解さない甘利田だが、粒来ケンは甘利田にとって、いつしか無くてはならない存在となって行った。

そして、個性豊かなキャラクターも次々と登場。帰国子女で聖子ちゃんカットの副担任・比留川愛(大原優乃)、甘利田をライバル視するノッポの体育教師・木戸四郎(栄信)、人はいいが押しが弱い校長先生・坂爪勲(小堺一機)、甘利田をおちょくることに生きがいを感じる給食のおばさん・牧野文枝(いとうまい子)、豪快でおせっかいでセーターが派手なPTA役員・白根澤仁(六平直政)、店先で常に何かと戦っている駄菓子屋店主・サキ(高畑淳子)。さらに、石黒賢演じる等々力町長に甘利田が対峙する白熱のバトルも見ることができるほか、共演者が見どころなどを語るインタビューも収めている。

ヒロインの比留川愛を演じた大原は、市原について「いやあもう尊敬しかないですね。市原さんは大変だと思うんですけれど、私は給食の日が香盤表にあると、『あぁ今日も楽しみだな』って思いながら、ファンの気持ちで現場に入らせてもらってるんです。私もメシテロの作品に出させていただくことが多くて、美味しく綺麗に食べるって一番お芝居の中で難しいなって思ってることでもあるんですが、本当に細かいところまで脚本を読み込まれて、かつ面白く美味しく綺麗にお芝居されているのを見ると、本当にすごいな、かっこいいなって思いながら見させてもらっています。本当に体当たりで、妥協っていう言葉をこんなにも知らない方は初めてみました」と絶賛。

そして「自分がこの作品を終えてから、どうしたらいいかわからない時とか、頑張れないかもってもし思ってしまう時があったら、市原さんを思い出したら何でも頑張れちゃうって思うぐらい、毎日熱い背中を見させていただきました」と振り返り、「愛先生を演じさせていただく中ですごく感じたのは、甘利田先生は正義だなっていつも思っていて、明日も頑張ろうって思えるような気持ちになれる、本当に温かくて愛のある素敵な作品なので、是非劇場で見ていただきたいと思います」と最新作をアピールした。

最後に登場した綾部真弥監督は「ドラマ版でずっと積み上げてきたものが、いよいよ映画版で爆発します。甘利田がどういう風に映画版ならではのダイナミックな給食の食べ方をするか、甘利田は果たしてイカ飯を食べられるのかが見どころの一つです。そして、粒来ケンとの関係性がどうなってくのか。ケンが映画版では色々なピンチに陥るんですけども、それをどう教師として甘利田が支え、見つめていくのか。さらには、新たに給食に危機が訪れます」と説明。

続けて「コロナ以降、日本や世界中に流れている人と人との関係性が分断されたような、嫌な空気を、僕らなりに打破したいという願いを込めています。甘利田と粒来ケンが現代と同じように、“前向き給食”や“黙食”をどう打破するのか。誰が決めたのか分からないルールをどういう風に打ち破ってくれるのかというのが実は裏テーマになっています。その中で甘利田とケンの関係性がどう発展していくのかというところも是非見ていただきたいです」と作品に込めた想いを熱弁し、「笑って楽しく観ていただけたら。見所が満載ですので、是非劇場で見ていただけたらと思います」と呼びかけている。

映画『おいしい給食 Road to イカメシ』は、5月24日より全国公開。

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