石原さとみ、客席通路から登場 美しさ際立つワンピコーデ

石原さとみ

石原さとみが先日、都内で行われた映画『ミッシング』特別試写会に登壇。元フジテレビアナウンサーの三田友梨佳をゲストに本作への思いを語るとともに、観客からの質問に答えた。

娘の失踪事件事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親とその家族の葛藤を描く。石原は、事件により世間の注目を浴びた事により、謂れのない誹謗中傷や好奇の目に晒されながらも、いつか必ず会える、その日を信じて、出口のない迷路を彷徨い続ける母親・沙織里を演じた。

石原はこの日、美しいスタイルが引き立つロングワンピースに、ショートヘア姿で臨んだ。客席後方の通路から登場し、観客の声援に応えた。

本作では、沙織里が懸命に娘の行方を捜す姿がリアルに描かれている。自身も母親になった石原は「自分に子供がいなかったら想像出来なかったなっていう感情がたくさんあって、本当に自分の実体験が生きている役だとすごく感じました」と振り返った。

この日は観客からの質問に答えた。「SNSの誹謗中傷など、今の世の中の問題点がリアルに描かれていて怖くなりました。表舞台に立つお二方はSNSに接する上で、気をつけていることなどありますか?」という質問に、石原は「基本的に見るタイプではない」「見たとしても『相当バイアスがかかっている』と思っています。アクションを起こそうとしている人はネガティブなコメントの傾向が強いかなと思うので、コメントが入ってきたとしても中央値としては見ていないです」と自身のスタンスを明かした。

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