フィットイヤー、定番モデルをブラッシュアップしたカスタムIEM「MH335DW EX」を発売

フィットイヤーは、2012年の発売以来、多くのユーザーが愛用してきたカスタムイヤーモニター「MH335DW」をブラッシュアップ。低域2・中域2・高域1の5ドライバー構成 / 3ウェイ構造は維持しつつ、新たな部品を使用したネットワークやアコースティックフィルターの調整を実施することで高域のレンジ拡大とともに低域側の情報を整理した「MH335DW EX」を5月24日(金)に発売します。ステージモニターとしてはもちろん、スタジオでのモニター作業、リスニングにも最適なモデルとなっています。価格はオープン価格(実売価格は税込み24万円程度)。

本製品のベースとなるMH335DWは、ドラマーやベーシストなどの声から生まれたモデルで、MH334の優れた特性を活かしつつ、ダブルウーファー化とネットワークの調整によってローエンドの拡張とさらなる高解像度化を実現しました。このダブルウーファーの特徴をさらに活かすために開発された製品が、2023年5月発売のMH335htと今回発売されるMH335DW EXです。

MH335htとMH335DW EXが使用しているドライバーの種類と構成はMH335DWと同じですが、MH335htでは音楽鑑賞用途での使用を想定し、ホーン上の音導など全体的な設計を見直しました。それに対し今回のMH335DW EXではスタジオなど音楽に集中したい環境やモニター運用を想定。従来モデルの3ウェイ構造は維持しつつ、新しい部品を使用することでネットワークやアコースティックフィルターの調整を実施しています。

また、MH335DWをMH335DW EXにするアップグレードサービスが実施されます。このサービスは、従来のStudio Referenceアップグレードサービスと同様、須山補聴器でのみ受付。須山補聴器以外の販売店で購入した製品もアップグレードサービスの受付は須山補聴器となります。またアップグレードの対象モデルはMH335DWのみとなり、MH335DW Studio ReferenceやMH335htはアップグレードの対象とはなりません。

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