Netflix映画「ウルトラマンライジング」吹替キャストに立木文彦ら 山田裕貴、小日向文世、早見あかりのコメントも

「ウルトラマン」のCGアニメーション長編映画『Ultraman: Rising』が、6月14日よりNetflixにて世界配信される。配信開始を1カ月後に控えるこのたび、新たなキーアートと日本語版の本予告がお披露目。併せて日本語吹替え版の追加キャストとして、先立ち発表されていた主役の山田裕貴に加えて小日向文世、早見あかり、立木文彦、恒松あゆみ、桜井浩子、青柳尊哉の出演も明らかになった。山田、小日向、早見からはコメントも到着した。

『Ultraman: Rising』は、『KUBOクボ 二本の弦の秘密』などで知られるクリエイターのシャノン・ティンドルが監督・脚本を手掛け、ジョン・アオシマが共同監督を務める、円谷プロダクションとNetflixの共同製作によるNetflix映画だ。1966年の放送開始以来、半世紀以上にわたり世界で愛され続けている不滅のヒーロー「ウルトラマン」の活躍を、すべての世代で楽しめる「親子」「家族」をテーマにした新たなストーリーで描く。CGアニメーション制作は、『スター・ウォーズ』や『ジュラシックパーク』などの数々の名作、ヒット作を送りだしてきた「インダストリアル・ライト＆マジック（ILM）」が手掛けている。

このたびお披露目となった日本語版の本予告は、ウルトラマンとして闘うサトウ・ケンの姿や、闘いの最中、“赤ちゃん怪獣”エミの育ての親となってしまい、その子育てに四苦八苦するシーン、エミを拉致しようとする怪獣防衛隊との激しい攻防などが美しい映像で描かれたもの。「グラミー賞」の受賞経験もあるダンスミュージック界のスーパープロデューサー、Diploとオリバー・ツリー、アリシア・クレティによる音楽がウルトラマンの闘いを盛り上げる。

さらに、昨年11月に発表されていた主役のサトウ・ケン役を務める山田裕貴に続く、新たな日本語吹替え版のキャストも明らかになった。ケンの疎遠となっていた父親・サトウ教授役は小日向文世、ケンとの交流を深めるシングルマザーのジャーナリスト、ワキタ・アミ役は早見あかりが担当する。

また、“赤ちゃん怪獣”エミを巡ってウルトラマンと対峙する組織・怪獣防衛隊（KDF）の冷徹な指揮官・オンダ博士役には立木文彦、ケンの世話をするスーパーコンピューター、ミナ役は恒松あゆみがキャスティングされた。このほか、『ウルトラマン』（1966）のフジ・アキコ隊員で知られる桜井浩子がアミの母親役、『ウルトラマンオーブ』や『ウルトラマンZ』などでジャグラス・ジャグラー役として活躍する青柳尊哉がオンダ博士の片腕アオシマ隊員役として、声優で特別参加する。
山田、小日向、早見からはコメントも寄せられた。

「ウルトラマン」のCGアニメーション長編映画『Ultraman: Rising』は、6月14日よりNetflixにて世界配信される。

＜以下、コメント全文掲載＞

サトウ・ケン役 山田裕貴

本作を楽しみにしてくださっているウルトラマンファンの皆さん、そしてヒーローが大好きな皆さん。今回のウルトラマンは家族でも楽しんでいただける作品になっています。
家族との関係だったり、もし子育ての経験がある方は、子供に対しての接し方だったり。
色々なことを想像しながら、考えながら、思い返しながら観ることができるとても愛に溢れた物語です。
沢山の人に届くことを祈っています。是非ご覧ください。

サトウ教授役 小日向文世

『ウルトラマン』が放送された1966年、僕は12歳で最初から観ていました。
本作は家族愛をテーマにした、物語になっています。是非家族皆さんでご覧になっていただきたいと思います。
とっても可愛らしいエミという怪獣が出ています。人間の赤ちゃんみたいで表情が豊かで、みんな大好きになります。子育ての大変さと重なる部分もあるので、子供がいる家族の方や子育てをされたお年をめした方たちにも家族で観てもらいたいです。是非皆さんでご覧になってください。

ワキタ・アミ役 早見あかり

ウルトラマンシリーズにまた呼んでいただけたことが光栄です。
本作を楽しみにされている方は、新しいウルトラマンが観られると思いますのでご期待ください。エミが可愛すぎて、思わずギュって抱きしめたくなるようなキャラクターだなと感じました。ウルトラマンもまるで本当に人間のお母さんとお父さんと同じようにあたふたしながら子育てしています。親子の関係だったり、人と怪獣との共存だったり、色んなテーマがありますので、是非楽しみに観ていただけたらなと思います。