「ミセスオブザイヤー」世界大会へ 久慈、高栁純子さん

日本代表として世界大会に出場する高栁純子さん。「地元に元気を与えたい」と意気込む

 岩手県久慈市天神堂の会社経営高栁純子さん(52)は、結婚歴のある女性らが内面や外見の美を競う「ミセスオブザイヤー」の世界大会に日本代表として出場する。挑戦が「他人の目を気にする自分」を変えることにつながり、さらなる成長の機会をつかんだ。「地元に元気を与えられるよう頑張りたい」と意気込む。

 世界大会(6月26~29日、東京)はアジアやヨーロッパの25カ国から約80人が出場予定で、各国の衣装でのウオーキングや英語スピーチなど4項目で競う。高栁さんは43~60歳が対象のプレシャス部門。東京や岡山などの講師からウェブで指導を受けて備える。

 働く女性が増える中、ライフステージに応じた「働きやすさ」を考えてきた。そんな中、知人の誘いを受け「自分を見つめ直す機会に」と岩手大会に出場。昨年11月の日本大会は、高熱に苦しみながらも「私の挑戦で、地方で生きる女性たちに勇気を与えたい」と訴え、4部門の出場者約300人の中から2人だけの特別賞に選ばれた。

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