草彅剛「僕は台本読まないですもん」 “主演でも台本を読まない”まさかのスタンスにスタジオ騒然

草彅剛が12日放送の『行列のできる相談所』にMCとして出演。俳優としてのまさかのスタンスに、驚きの声が上がった。

この日、草彅が主演を務めた映画『碁盤斬り(ごばんぎり)』から、市村正親、清原果耶、中川大志、白石和彌監督ら豪華キャストが大集合。“俳優論”でスタジオが盛り上がる中、出演者の後藤輝基が「聞くじゃないですか、役者さんは“このセリフとこのセリフの間のところで、ちょうど涙が流れるように流す”とか」と話し始め、東野幸治が「その辺のところどうなの?」と質問。

すると草彅は、「僕は台本読まないですもん」と答え、続けて「プレッシャーになっちゃうから。“もしかしてこの後泣くのかな”と思ったら、もうそこのところは読まないです」と驚きのスタンスを打ち明けた。

映画で共演した中川も「現場終わってからそのお話を聞いて、ビックリして。だから“何で怒ってるんだろうって思いながらお芝居している時があった”って(草彅が言っていた)」と振り返ると、草彅は「大体そんな感じ。何のために走っているかわからないけど走ってます」と走る理由がわからないままに走る演技をしてることもあると明かした。

それを受けて同映画の白石和彌監督が、そのやり方に困惑しつつも「ただ、草彅さんのスゴいところは、そのタイミングでこっちの欲しい感じになってくれるんですよ」と称賛すると、「考えちゃうとできないじゃないですか、逆に。だから刑事役とかすると、犯人がわかってないんですよ、僕は」と打ち明けた草彅が、「犯人役ってだいたい最初いい奴だから、“本当にいい奴だ”と思って、“犯人だ”と思って」と犯人役を本当に知らないまま撮影に臨むこともあると明かすと、東野は「リアルなんでしょ?」と反応。

そして今回の映画で、以前、草彅が刑事役を務めたドラマで、犯人役だった俳優・斎藤工と敵役になるといい、「ちょっと敵役なので、僕も何か今回は縁があると思ってあんまり(台本を)読まなくて」と、あえて台本を読まずに撮影に挑んだとスタジオを驚かせ「東野さんもできますよ」とコメント。「絶対できへんわ!」と力強く否定した東野に出演者たちは大きな笑いに包まれた。

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