舞台『弱虫ペダル』12年続いてきたシリーズの最終公演を夏に上演

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舞台『弱虫ペダル』(通称:ペダステ)新シリーズの第4弾公演『舞台「弱虫ペダル」Over the sweat and tears』が、2024年8月31日(土) から9月8日(日) に東京・シアターHで上演されることが決定した。

舞台化不可能と言われていた自転車競技を「ハンドルと役者のマイム」で再現させた『ペダステ』は、これまでに多くの若手俳優が出演し、昨今の「2.5次元舞台」が話題となるきっかけとなった作品のひとつ。シリーズ10周年を迎えた2022年より、西田シャトナーが脚本、これまで手嶋純太を演じてきた鯨井康介が演出を務める新シリーズがスタートしている。

本公演は2012年から12年続いてきた「ペダステ」シリーズの最終公演で、脚本・レース演出メソッド創作/監修を西田、演出を鯨井、そして音楽をmanzoが担当する。公演概要やチケット情報など、詳細は後日アナウンスされる。

■脚本・レース演出メソッド創作/監修:西田シャトナー コメント

自転車という乗り物の不思議さを、いつも思いながら舞台『弱虫ペダル』を作ってきました。
自転車は、ただふたつの車輪で自立し、人間を獣より速く走らせる。それを見たことのない人には信じられない、思い込みをくつがえす、魔法のような乗り物です。
こんな不思議の実在が世界の真実なら、どんな不可能そうなことも、私たちは必ずやれる。そのことが、原作『弱虫ペダル』にもずっと描かれています。
この夏私たちが皆さんにお見せするのは、この物語の中でもとびきりの奇跡を主人公たちと観客たちが成し遂げる、最高のレースです。ご期待ください!

■演出:鯨井康介 コメント

手嶋純太として走った時代。そして演出家として仲間の走りを見つめる今。思えばどちらも先輩の背中を追いかけながら、自分の出来る事は何かと問いかけてきた日々だったように思います。
舞台『弱虫ペダル』は、私にたくさんのチャンスと夢をくれました。それを掴み取ろうと、頭と脚を回して回して。また回して。
そうやってもがき続けた日々が、遂にひとつのゴールを迎えようとしています。
これまでペダステを愛し、時には沿道の花々として共に作品を彩ってくれた皆様に心からの感謝を申し上げます。ペダステって、本当にファンタスティックですね。
遂に今作最終章。
涙と汗の向こうに、何が待っているのか。頼もしい仲間と、皆様と共に探しにいきたいと思います。

■音楽:manzo コメント

舞台音楽制作の経験が全くない私に、舞台『弱虫ペダル』の音楽制作のご依頼が来たのは2011年のことでした。
以来、13年にわたって今回の最終公演まで音楽に携わらせていただきました。
稽古場でキャスト・スタッフさんが懸命にペダルを回す中、私は仕事場で全力で音楽制作というペダルを回し続け、いかに音楽家として健やかに育ててもらったかと思うと感謝してもしきれません。
キャスト・スタッフさんが懸命にゴールを目指すのと同じく、今回も今まで通り私は全力でペダルを回します。
皆さま、その熱を、是非劇場で体感してください!

■主催コメント 13年前、舞台化をご提案した際に、渡辺航先生からいただいた条件は「必ず実現する」ということ。それは、非常に簡潔で、大変な難題でした。

まだ誰も見たことのない景色を目指し、道なき道を走る不安は計り知れないものでした。しかしそれ以上に、未踏の場所へ辿り着けるかもしれないという期待感、突破するしかないという意地、カンパニー全員が「弱虫ペダル」を愛し、演劇を愛し、プロフェッショナルとして全力で根性注入し、涙と汗を越え、繋いできたハンドルを、道を、受け継ぎながらも、変わらずここまで走り続けてきました。

この作品には、皆のかけがえのない“青春”が詰まっています。

本作、『舞台「弱虫ペダル」Over the sweat and tears』をもって「ペダステ」はシリーズとして大きな区切りを迎えます。
2012年2月1日の開幕から12年という時間を、舞台『弱虫ペダル』という一本道を皆様とともに走ってこられたことを、何よりも誇りに思います。

これまで舞台『弱虫ペダル』を愛し、応援いただき、誠にありがとうございました。

最終公演『舞台「弱虫ペダル」Over the sweat and tears』。
劇場にて、皆様のご来場をお待ちしております。

<公演情報>
舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears

原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
脚本・レース演出メソッド創作/監修:西田シャトナー
演出:鯨井康介
音楽:manzo

公演日程:2024年8月31日(土)~9月8日(日)
劇場:東京・シアターH

公式サイト:
https://www.marv.jp/special/pedal/

(C)渡辺航(秋田書店)2008/舞台『弱虫ペダル』製作委員会

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