「イノゲート大阪」開業が7月31日に決定、バル地下も同日に

JR大阪駅の北西側に建設中の新駅ビル「イノゲート大阪」が7月31日に開業する。合わせて同日、同建物内の飲食店舗「バルチカ03」もオープンする。

JR大阪駅の北西側に開業予定の「イノゲート大阪」完成予想図(提供:JR西日本大阪開発株式会社)

地上23階・地下1階建てで、呑みに特化したフロアや書店併設のカフェ、オフィスなどが入居する同施設。地下の連絡通路では開発中の「うめきた2期地区」、1階ではJR大阪駅の新改札口(西口)とも直結し、全7駅13路線のマルチアクセスに対応する。

2〜5階は飲食エリアとなっており、近隣の「ルクア大阪」で人気を博すバルゾーン「バルチカ」の派生ブランド「バルチカ03」が入居する。また、30代後半から50代の男性をメインターゲットとした「横丁ゾーン」も配置し、ワーカーが毎日通いたくなるような「サードプレイス」を目指す。

6階は「蔦屋書店」を手掛ける「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(代表:増田宗昭)によるオフィスロビーとなり、オフィスフロアへの入口となる。書籍・文具・食雑貨、軽食類などもあり、シェアラウンジとしても利用も可能だ。7階から上は、18名から最大126名を収容する12室のミーティングスペース、3mの天井高を確保したオフィスなどが入居する。

さらに、同日には日本郵政グループが手がける「JPタワー大阪」も開業。商業施設「KITTE大阪」が地下1階〜6階に、6階の一部が劇場「SkyシアターMBS」に、11〜27階はオフィス、29〜38階にはホテル「大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション」が入る大型複合施設となっている。

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