今夏の人気銘柄ブルーノ・フェルナンデス 本人が未来について注目発言

写真:去就が注目されているブルーノ・フェルナンデス

マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの周辺が騒がしくなっている。

ブルーノ・フェルナンデスとマンチェスター・ユナイテッドの契約はあと2年残っているが、チームの不振もあり、現在その去就は不透明なものになっている。日本時間5月16日に行われたプレミアリーグ第34節順延分ニューカッスル戦の試合後、ブルーノ・フェルナンデスは『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、自身の将来について次のように語った。

「クラブ側は僕に対し、クラブの未来の一部になってほしいと思っているはずだ。だからいつも言っているとおり、クラブが望まない選手にはなりたくない。もし何らかの理由でクラブが僕を必要としなくなったのであれば、僕は去るだろう」

このシーンを目撃したエリック・テン・ハフ監督は慌ててブルーノ・フェルナンデスをインタビュアーから引き離したそうで、試合後の記者会見の席では「クラブは絶対にブルーノを引き留めたいと思っている。それについて疑問の余地はない。私の知る限り、彼はユナイテッドを愛している」と語って報道陣にくぎを刺した。

一方で、ブルーノ・フェルナンデスにはバイエルンやサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルへの移籍の噂もある。バイエルンはトーマス・トゥヘル監督が今年2月、今シーズン限りでの退任を発表したが、後任探しが難航。ここに来てトゥヘル監督の続投の可能性が高まっており、イギリス『デイリーミラー』電子版によると、トゥヘル監督はバイエルンに対してブルーノ・フェルナンデスの獲得をリクエストしたという。

一方、イギリス『デイリーメール』電子版によると、アル・ナスルは9000万ポンド(約177億1870万円)の移籍金を用意しているだけでなく、ポルトガル代表の盟友であるクリスティアーノ・ロナウドがブルーノ・フェルナンデスの加入を熱望しているという。

現所属のマンチェスター・ユナイテッドも含めて引く手あまたのブルーノ・フェルナンデス。果たしてどのような決断を下すのだろうか。

© 株式会社SPOTV JAPAN