J1で「韓国デュオが復活」 町田の快進撃に海外メディア注目「活躍が際立っていた」

町田のオ・セフンとナ・サンホ【写真:Getty Images】

ナ・サンホのアシストからオ・セフンが今季6ゴール目

FC町田ゼルビアは5月15日、J1リーグ第14節セレッソ大阪戦で2-1の勝利を飾った。この試合で先制弾を挙げたFWオ・セフンに加え、躍動した韓国人デュオへ母国メディアも脚光を当てている。

0-0で迎えた後半25分、MFナ・サンホの上げたクロスからチャンスが生まれた。難しいバウンドのボールに右足で合わせたオ・セフンの今季6ゴール目で先制。1点を返されて一時はC大阪に同点とされるも、後半アディショナルタイム3分にオーストラリア代表FWミッチェル・デュークが頭で決めて勝ち点3をもぎ取っている。

そのなかでも華々しい活躍を見せたのは、チームトップの6ゴールをマークするオ・セフンだ。堅い守備を誇る町田を勝利に導く得点源となっている。また、ここまで9試合出場で2ゴールのナ・サンホも重要なピースだ。こうした町田で躍動する韓国人2人に、韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」も注目している。

「町田は今季、史上初のJ1リーグに進出した球団だが、シーズン序盤から驚くべき勢いを見せ、突風を続けている」と、快進撃のクラブにフォーカス。そのうえで「韓国人デュオのナ・サンホ、オ・セフンの活躍が際立っていた」と母国出身の2人について触れた。

「韓国人デュオが昇格チーム町田のロマンを導いている。かつて“韓国サッカーの希望”と呼ばれたが、やや期待に及ばない成長ぶりを見せていたナ・サンホとオ・セフンの華やかな復活は、今後の代表チームのポジション争いにも大きく役立つものと見られる」

韓国代表への還元を期待しつつ、現在J1リーグ2位に位置する町田の快進撃に脚光を当てていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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