仲本工事さん内縁の妻・三代純歌が第2回口頭弁論へ 被告側から抗弁出ず「本当に残念です」

囲み取材に応じた三代純歌

ザ・ドリフターズの故仲本工事さん(享年81)の内縁の妻で歌手の三代純歌(みだいじゅんか=56)が「週刊女性」の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の主婦と生活社を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が17日、東京地裁で開かれた。週刊女性側から抗弁は出されず、持ち越しとなった。

仲本さんが2022年10月に事故死した前後に週刊誌3誌で、純歌が事故死をめぐってドリフターズの加藤茶に厳しく責められたと報じられ、ほかには「モンスター妻」「鬼妻」などと伝えられた。

純歌本人も出廷し、閉廷後に囲み取材に応じると「1回目の裁判の時に(被告側から)『抗弁は次回にまとめてくる』ということだったけど今回もまとまってなくて、もう1か月先ということになった」と簡潔に説明し「本当に残念です。記事が正しいのならもっと早く抗弁が進むはずじゃないかなと思っていて」と何も状況が進展しなかったことに悔しさをにじませた。

また、先月30日に偽計業務妨害と名誉毀損で週刊誌発行元の3社を刑事告訴し、神奈川県警に受理されたことについては「この間から捜査が始まりまして、順調です」と明かした。

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