「住みここちランキング」上位は“意外な穴場”の街 「松原駅」「築地駅・新富町駅」

住んでいる人を対象に調査を行う「街の住みここちランキング」の最新版が発表され、なじみの少ない意外な街が上位に入りました。

大東建託が5月15日に発表したのは、今年の「街の住みここち・住みたい街ランキング」です。東京都版の「住みたい街」では1位が吉祥寺となるなど、なじみのある街が上位となりました。一方、実際にその街に住む人を対象に調査を行った「住みここちランキング」では意外な街が上位に入りました。

1位となったのは東急世田谷線の『松原駅周辺』で、閑静な住宅街でありながら新宿や渋谷へ30分以内と交通の利便性も高く、さらに駅周辺に生活に必要な施設がまとまっていることがなどが評価されています。そして2位となったのが、外国人観光客を中心に連日多くの人でにぎわう中央区の『築地駅・新富町駅周辺』です。なぜ、住みここちがいいのでしょうか?

記者:「築地場外市場から徒歩約10分に位置する新富町です。一歩裏道に入ると静かな街並みが広がります」

住民に住みここちを聞いてみました。「休みの日でも結構静かだし、銀座にも近いし、東京駅にも歩ける」「駅がいっぱいある、築地駅も行けるし、八丁堀駅もあるし、新富町駅や宝町駅もある。子育てする分にも公園とかもいっぱいあるので、便利」

ランキングの調査・分析を行った麗澤大学の宗健教授は、築地・新富町エリアについて、築地市場跡地の再開発もあり、今後、さらなる発展が期待できるとしています。

宗教授:「ものすごく利便性が良くて、イベントのある街にきっとなる。これからすごく評価が上がると思います」

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