トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、クラブとサポーターが団結してアンジェ・ポステコグルー監督をサポートすべきだと語った。イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
プレミアリーグ第37節、プレミアリーグ優勝争いの行方を大きく左右するトッテナムとマンチェスター・シティの試合が行われ、トッテナムは0-2で敗れた。議論を呼んだのは、試合後にポステコグルー監督が「このクラブの土台は非常にもろい」という発言だ。
トッテナムはこの試合に勝利すると、ライバルであるアーセナルの優勝をアシストするという状況だった。試合中には、対戦相手であるマンチェスター・シティを応援するトッテナムサポーターを叱責するシーンも見られた。
こうした状況のなか、ソン・フンミンはイギリス紙『イブニング・スタンダード』のインタビューに応じ、クラブ、選手、サポーターが一致団結して指揮官をサポートするよう求めた。
「ポステコグルー監督はクラブにきて1年目で、今までとは違うとてもポジティブなサッカーをもたらしてくれた。来シーズンはもっともっと頑張らなければいけない」
「僕は、監督が求めるサッカーのスタイルが大好きなんだ。こんなことは初めて経験したことだ。クラブも選手もサポーターもステップアップしなければいけない。彼は間違いなくクラブに成功をもたらしてくれる」
ポステコグルー監督は、問題はクラブ内外問わず至るところにあると指摘した。ソン・フンミンはマンチェスター・シティ戦を振り返り、こう述べた。
「トッテナムの選手として、僕たちはクラブのために、そして僕たち自身のためにも勝ちたかった。他のことはなにも考えなかった。自分たちとチームのためにベストを尽くすことだけを考えていた」
現在、トッテナムはUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得できるプレミアリーグ5位に立っている。6位チェルシーとの勝ち点差は「3」ポイントであり、チェルシーは得失点差で上回っている。
プレミアリーグ第38節、トッテナムはシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。なお、最終節である第38節は、日本時間5月20日午前0時に10試合すべてが一斉に試合が開始される予定だ。