ポーランドを代表するトランペッター=トーマス・スタンコ、マルチン・ボシレフスキ・トリオとのカルテット・ライヴ音源リリース

©Caroline Forbes/ECM Records

創立55周年を迎えるECMから、2017年に享年79で他界したポーランドのカリスマ・トランペッター=トーマス・スタンコが、2004年にまだ若きマルチン・ボシレフスキ・トリオと繰り広げたカルテット・ライヴ音源がリリース。「Song For Sarah」が先行配信されている。

<YouTube:Song for Sarah

2004年9月、ミュンヘンのムファッタルで録音されたこのトーマス・スタンコ・カルテットの未発表ライヴ・アルバムは、同年にリリースされたアルバム『Suspended Night』のレパートリーである歌曲の形式と、この翌年に録音されたアルバム『Lontano』で探求することになる即興的な領域の間という、グループの音楽の発展段階を捉えた魅力的なドキュメントである。

このミュンヘン公演は、スタンコ・カルテットが記録的な数のライヴを行い、アメリカとヨーロッパで大規模なツアーを行った年のハイライトであった。
スタンコはここで最高のカリスマ性を発揮しており、彼に師事していた当時まだ若手ミュージシャンであったマルチン・ボシレフスキ、スラヴォミル・クルキエヴィッツ、ミハウ・ミスキエヴィッツのダイナミックでエネルギッシュなサポートとコミュニケーション力に触発された素晴らしい演奏を披露している。

■リリース情報

トーマス・スタンコ・カルテット『セプテンバー・ナイト』
2024年6月21日発売
品番:UCCE-1207

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