新型コロナ感染、沖縄で5週連続増加 定点あたり12.04人、10人超えは昨年9月以来【5月6~12日】

(資料写真)新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は17日、県内53定点医療機関から6~12日に報告された新型コロナウイルスの感染者数が638人だったと発表した。1定点当たり12.04人と5週連続で増加しており、十分な感染対策を呼びかけた。

 定点当たり10人を超えるのは昨年9月以来。新型コロナは現時点で注意報などの発令基準は定まっていないが、インフルエンザは10人を超えると流行注意報、30人を超えると警報が出る。昨年の「第9波」の時も5月中旬に10人を超え、6月下旬から7月上旬にピークの48.39人となった。

 県感染症対策課の担当者は「今後の動向を注視している。医療機関も逼迫し始めており、手洗いなど基本的な感染対策が重要だ。体調不良時は仕事や学校を休んでほしい」と話した。

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