バレーボール 女子日本代表 PHOTO:Getty Images
＜バレーボール・ネーションズリーグ（VNL）16日 予選ラウンド 日本 3-0 ブルガリア ＠トルコ・アンタルヤ＞
パリ五輪出場権がかかるバレーボールの国際大会、ネーションズリーグ。6大会連続の五輪出場を狙う世界ランク9位の女子日本代表は16日、同21位のブルガリアと対戦し、セットカウント3-0で勝利。開幕2連勝とした。
初戦、世界ランク1位のトルコから大金星をあげた日本はこの日も序盤からミドルブロッカー（MB）の渡邊彩（33＝日立Astemoリヴァーレ）の攻撃をきっかけに、アウトサイドヒッター（OH）の石川真佑（24=イル・ビゾンテ・フィレンツェ・イタリア）やOH林琴奈（JTマーヴェラス）らの活躍で、第1セット23-13と先取する。
バレーボール 女子日本代表 PHOTO:Getty Images
中盤、ブルガリアの高さに苦戦するも要所で得点を重ねた日本代表は、その後着実に2セットを奪い、ストレートで勝利。15日に同1位のトルコから大金星を奪った日本が連勝を飾り、パリ五輪の切符獲得へ弾みをつけた。
第3戦となる次戦は17日、同12位のドイツと対戦する。
＜ネーションズリーグ 予選ラウンド第1週 第2戦＞
日本 3-0 ブルガリア
25-13/25-15/23-15
＜パリ五輪出場条件＞
バレーボール女子の出場枠は、全部で「12」枠。トルコ、アメリカ、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国、フランスの7チームは出場権を獲得済み。
残る5チームは今回のネーションズリーグ1次リーグ終了時の6月17日付の世界ランクで決定する。五輪予選で出場権を獲得している国がない大陸地域（アジアとアフリカ）のそれぞれ最上位国が優先される。
日本は世界ランクでアジア最上位、または五輪出場権の獲得チームとアジア枠とアフリカ枠を除く上位3チーム以内に入ることが五輪出場権獲得の条件となっている。
