大和証G、26年度までの年間配当下限を44円に設定

Shinichi Uchida

[東京 17日 ロイター] - 大和証券グループ本社は17日、2024年度から26年度までの中期経営計画期間中の年間配当について下限を44円に設定すると発表した。相場の影響が大きいことなどから同社は今期業績・配当予想を公表していないが、事業構造の多様化などで底堅い連結業績が見込めると判断し、23年度配当実績を下限として安定的な配当を目指す。

これまで通り、連結業績を踏まえて半期ごとに配当性向50%以上の配当を行ったり、内部留保の状況に応じ積極的に株主還元を行う方針は維持する。

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