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県建設業協会(群馬県前橋市元総社町、青柳剛会長)は16日、同市の群馬建設会館で定時総会を開き、働き方改革実現などに重点を置いた2024年度事業計画を報告し、行動指針を「しっかり働き ゆっくり休む 4週8休」とした。
青柳会長は4月から働き方改革関連法に基づく時間外労働の上限規制が始まったことに触れ「業界が変わるチャンス。労働時間と賃上げをベースにして、建設業の働き方改革を示せるか大事な年度だ」と話した。
総会後の記者会見で改革実現の具体策を問われると「金曜に『書類を月曜までに持ってきて』と頼まないなどの意識改革が大事」と指摘。受発注者間で1週間のルールを定めて円滑に業務を進めるウィークリースタンスを企業内でも進めていくとした。
総会では、23年度決算を承認。協会や業界の発展に貢献した計38人に表彰状が贈られた。