アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、ジョゼップ・グアルディオラ監督との出会いやアーセナルの監督に就任したころを語った。イギリスメディア『BBC』が伝えている。
アルテタ監督はアーセナルを率いて5シーズン目となる。今ではグアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティとプレミアリーグ優勝をかけて争っているが、アルテタ監督はグアルディオラ監督のもとでマンチェスター・シティのアシスタントコーチを務めていた。
アルテタ監督は、2015-16シーズンに34歳という年齢でプロサッカー選手としてのキャリアに別れを告げた。現役を引退した同監督は2016年7月、マンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任する。同監督は当時をこう振り返った。
「我々は信じられないほど相性が良かった。アイコンタクトを交わせば、なにをすべきか、それがなにを意味しているのか、お互いにすぐ理解できていた」
そしてアルテタ監督は、2019年12月に現役生活を送ったアーセナルの監督に就任した。同監督は就任当時のことを回想し、こう語った。
「私はクラブのみんなを団結させようと『みんな、さあやろうぜ』って言ったよ。とても興奮したね。私はすべてをやり遂げ、立ちはだかるすべての壁を壊すつもりだ」
「アーセナルの問題はとても根深いものだった。すべてがめちゃくちゃだった。我々は、クラブに身を捧げ、より上を目指すことができる仲間を必要としているんだ」
アルテタ監督が働くオフィスの前には、クラブを象徴するようにオリーブの木が植えられている。
「オリーブの木を植えて『これは私からの贈り物だ。枯らさないように世話をするように』と言った。あのオリーブの樹齢は、アーセナルの歴史と同じ130年以上なんだ。クラブに関わる全員が、クラブを象徴するこの木に責任を持っている」
プレミアリーグ第38節、アーセナルは優勝をかけてホームでエヴァートンと対戦する。