【球宴】阪神・岡田彰布監督の注目は巨人・菅野「もともとセのナンバー1。復活の意味も含めて」

プラクティスユニフォームを着て握手する岡田彰布監督(右)と中嶋聡監督

今夏の「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日=エスコンフィールド、24日=神宮)の発表会見が17日に大阪市内で行われ、セ・リーグを率いる阪神の岡田彰布監督(66)とパ・リーグを率いるオリックスの中嶋聡監督(55)が注目する選手の名前を上げた。

18日から投票がスタートし、現時点でセ・リーグ打者はサンタナ、村上(ともにヤクルト)、細川(中日)、投手は床田(広島)、村上(阪神)、菅野(巨人)らが成績上位。パ・リーグ打者は近藤、山川、柳田(いずれもソフトバンク)、投手ならエスピノーザ(オリックス)、津森(ソフトバンク)、山崎(日本ハム)らがリードしている。

そんな中、岡田監督は「村上(ヤクルト)は当然メンバーに入ってくると思うんで4番でいきたい。細川も現役ドラフトからの4番打者ですし、いい意味で活性化になっている」とし、投手は「菅野に復活の意味も含めてね。故障もあったけど、今年は調子いいみたいなんで。もともとセのナンバー1投手としてやっていた。ぜひ、選びたいなと思う」と宿敵に塩を送るかのようにプッシュした。

一方の中嶋監督は「セで注目したいのは細川選手。投手では村上選手ですね。日本シリーズで対戦しましたけど、素晴らしい投手」とし、パ選手については「打者は3人(近藤、柳田、山川)ですかね。万波選手(日本ハム)も華やか。投手は今のところ西武の武内投手、佐々木朗希投手ですかね」と日ごろから苦しめられている相手の名前を上げた。

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