今季最多201本のメジマグロ(クロマグロの幼魚)水揚げに浜が活気づく 岩手・大船渡市

岩手県大船渡市の魚市場に17日、小型のマグロ=メジマグロが大量に水揚げされ、浜は活気づきました。今年度に入って最多の水揚げです。

17日の午前8時ごろ、クロマグロの幼魚=メジマグロを水揚げしたのは大船渡市三陸町の定置網漁船「第五正伸丸」など3隻です。水揚げされたメジマグロの重さは、1本7キロから20キロほどで、合わせて201本が水揚げされました。太平洋のマグロは、資源回復のために漁獲量が定められていて、県の今年度の漁獲量は、小型魚が78.8トン、大型魚のクロマグロが55.1トンとなっています。岩手県によりますと先月末時点で、小型魚は制限の4割程度に達しているということです。17日に水揚げされたメジマグロはキロ当たり1010円から1430円で取引され、地元の小売店などで販売されるほか関東などに出荷されます。

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