今夏の「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日=エスコンフィールド、24日=神宮)の発表会見が17日に大阪市内で行われ、セ・リーグを率いる阪神の岡田彰布監督(66)とパ・リーグを率いるオリックスの中嶋聡監督(55)が出席して意気込みを語った。
2006年以来18年ぶりの指揮を取る岡田監督は2連勝中、3年連続となる中嶋監督も4連勝中とどちらも無敗。岡田監督は「選手も若くなってベンチでも交流の機会が多くなっている。選手同士の触れ合いが感じられる。時代もあるし、伸び伸びと力を発揮できるような舞台になっていると思う」と球宴の印象を口にしながらも「最近はセが負けているイメージがすごくあるので今年は何とかしないといけない」と闘志を見せ、中嶋監督も「勝ちたいと思います。引き分けも大丈夫です」と意気込んだ。
注目は速球派のパ投手と長打力あるセ打者の対決。真っ向勝負を期待する岡田監督は「楽しみなのは力と力のぶつかり合い。160キロのストレートをセの打者がどのように弾いてくれるか。セは交わす投手が多くてパは速い」とし、中嶋監督も「そういうマッチアップを僕も見たい。できる限りの努力をしたい」とともに迫力対決の舞台を用意するつもりだ。