”世界一”の湧出量「別府温泉ぶっかけフェス」8/31-9/1開催決定。場所や時間帯によって使い切れていない温泉水1000トン活用。堀江貴文氏「世界最高レベルのフェスにしていきたい」

横浜F・マリノス応援ソングを歌うMINMIさんもステージでのイベントに出演。

「別府温泉ぶっかけフェス2024(BOB2024)」が8月31日と9月1日の両日、別府スパビーチで開催されることが決まった。実行委員長である実業家の堀江貴文氏が5月17日、都内で記者会見を開き、ユーチューブ「ホリエモンチャンネル」でもライブ配信された。今回は2日間で15000人の来場を目指し、堀江氏は「世界最高レベルのフェスを開催していきたい」と語った。

初開催だった昨年は約4000人が参加。温泉水1000トン以上をかけるという”前代未聞”の世界初のフェスが別府に誕生し好評を博した。

その参加者アンケートを踏まえ、今回よりパワーアップして行われる。今回は12時開演、19時終演で2日間開催温泉を浴びながら楽しむステージでは、横浜F・マリノスの応援ソングを歌うMINMIさんも出演。さらにマークパンサーさん、西野亮廣さんら多くのゲストの出演が決定。今後、第2弾、第3弾と追加で出演者が発表される予定だ。

堀江氏は記者会見で、このイベントが“世界”に誇れるフェスになっていける十分なポテンシャルを持っていると期待した。

「別府は世界一の温泉湧出量。正確に言うと、入れる温泉では世界一。入れない湧出量だけだとアメリカのイエローストーン国立公園が最も多いですが、次いで2位。日本でもダントツでナンバーワン。草津が1位だと言われるが、それは自然湧出量。掘って温泉を抽出している、それでいうと別府は世界一です」

そう説明する堀江氏は、そこで使い切れずにいる温泉水を活用するという「サステナブルなイベント」だとも説明した。

「24時間沸き続けるので、場所や時間帯によって使い切れていない温泉水があり、それを活用してこのフェスは開催されています。非常にサステナブルなイベントともなっています。日本が誇る別府の振興にも貢献したいと思っています」

また別府市とも協力し、ふるさと納税を活用。返礼品としてもフェスのチケット提供も可能になっている。その金額の7割は別府市の振興、公共サービスの充実に活用される。加えて、飲食、宿泊、交通など様々な面での経済効果も。

他にVVIPゾーンも設けられる。そしてフィナーレには花火が計画。飲食ブース、サウナ、ステージ以外のコンテンツも拡充される。

堀江氏は「昨年を大幅に越えるようなエンターテイメント体験をこの九州、別府で楽しんでもらいたい。世界最高レベルのフェスを開催し、今後も続けていきたいと思っています」と、一人でも多くの来場を呼び掛けた。今後別府市内での記者会見も予定されている。

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