+/-(プラス/マイナス)、10年ぶりのニュー・アルバムより先行シングル第3弾を発表

米ニューヨークのモダン・ロック・トリオ、+/-(プラス/マイナス)が5月31日(金)にリリースする6thアルバム『Further Afield』より、第3弾先行シングル「Calling Off the Rescue」をミュージック・ビデオとともに公開しています。

+/-は、リヴァイヴァル熱高まる90年代USインディ・シーンにおいて独自の存在感を放ったヴァーサス(Versus)が、2000年代前半に活動停止後、メンバーの3人が始動させたバンド。ジェームズ・バルユットとパトリック・ラモスという個性の異なる2人のシンガー / ソングライターを擁し、ヴァーサス譲りの繊細でメロディアスなロックとエレクトロニックスなどの多様な要素を巧みに融合したサウンドで、盟友bloodthirsty butchersをはじめ、日本でも根強いファンベースを持っています。

実に10年ぶりとなる本アルバムは、先行シングル「Borrowed Time」での奔流のようなドラム・ブレイクで、「プラマイの帰還!」を冒頭から強烈に印象付けるもの。前作『ジャンピング・ザ・トラックス』と2017年の日本ツアー以来の各メンバーの体験がナチュラルにフィードバックされた充実作。ミックス&マスタリングはヴァーサス、ガイデッド・バイ・ヴォイシズ、ルナなどを手がけてきたレイ・ケチェム。レコーディングには、レディバグ・トランジスターのリーダーでもあるギャリー・オルソンが、『エックスィズ・オン・ユア・アイズ』(2004年)に続いてトランペットで参加しています。

「Borrowed Time」「Gondolier」に続き、アルバム発売前の最後の先行シングルとなる「Calling Off the Rescue」は、前2曲でのジェームズに替わりパトリックがヴォーカルを担当。これまでも2ndアルバム収録曲「Megalomaniac」のような、メロディアス&ストレート、かつスケールの大きなサウンドを得意としてきたパトリックらしさが全開で発揮され、ザ・スミスへのオマージュをも感じさせる好ナンバーとなっています。

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