基地内で二輪車講習 米海軍関係者らが受講 大和市

厚木基地(大和市・綾瀬市)内で10日、米海軍関係者らを対象とした二輪車講習が実施され、およそ10人が受講した。基地側から依頼を受け、県警本部の女性白バイ隊「ホワイトエンジェルス」の隊員4人と大和警察署(森田仁志署長)の交通第一課の署員らが講師を務めた。

講習では、二輪車の安全点検や安全走行の注意点などについて署員から説明があった後、コース上で実際に走行演習が行われた。白バイ隊員のデモンストレーションの後、参加者らは自前のバイクで「一本橋」を渡るなど、二輪車の正しい操作方法を再確認した。

軍関係者によると、米国では5月が二輪車の事故防止月間であることに加え、日本の白バイ隊員の技術が高く評価され「ユーチューブ」などで多く取り上げられるほど人気が高いことから、講習が企画されたという。

講習に参加した大和署同課の山本貞吉さんは「バイクに乗る際は、交通ルールを順守して安全第一の徹底を」と話していた。

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