高校生が棚田での田植えで農家と交流 宮城・丸森町

江戸時代から米作りが続く宮城県丸森町の棚田で、高校生が田植えを通じて農家と交流しました。

山を登るように広がる石積み、56枚の大張沢尻棚田はその美しい風景から日本の棚田百選にも選ばれています。

棚田で田植えをしたのは、伊具高校で農業を学ぶ生徒7人と宮城米をPRするみやぎライシーレディの戸崎さくらさんです。

水田を管理する大槻光一さんに教わりながら、広さ約13アールの水田に田植え機を使ってひとめぼれの苗を植えていきました。

高校生「初めてやってみて見るのと田植え機を運転するのはかなり違っていて大変でした」

農家大槻光一さん「30分でも作業をしたことで、農業に対する考えを持ってもらえればいいな」

生徒らは今後も草刈りなどをして稲の生育を見守り、9月上旬に収穫するということです。

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