千葉県が県内のバス事業者に行った緊急調査の結果、乗り合いバスの便数が県全体で約1900件減ったことがわかりました。
県は4月16日から30日まで高速バスを除く県内すべての乗り合いバス事業者、35社を対象に電子メールやヒアリングで調査を行いましました。
その結果2023年10月1日時点の運行便数が約3万1900便なのに対し、4月16日時点では約3万便と1900便ほど減便となりました。
減便の理由について労働時間の規制が強化された、いわゆる「2024年問題」の影響による運転手不足を挙げる声が全体の8割に上ったということです。
県の担当者は今回の結果を受け、「事業者や市町村としっかり意見を交わし、この結果をどう捉え、今後、どう対応していくか検討を進めていく」とコメントしています。