23支部中6支部がノー 新たに自民2支部が堀井議員について候補者差し替え求める方針 自民党裏金問題

裏金問題で役職停止処分を受けた自民党の堀井学衆院議員。新たに選挙区内の2つの党支部が、次の衆院選で候補者交代を求める方針であることがわかりました。

堀井議員の候補者差し替えを求める方針を新たに決めたのは、自民党の伊達支部と大滝支部の2つです。関係者によりますと、伊達支部と大滝支部はそれぞれ16日までに幹部が協議し、「SNSで発信というが、地元回りをしない」「政治姿勢に不信感がある」などの意見が出たことから、堀井議員に候補者の交代を求める考えで一致したということです。苫小牧支部は今月、「支持者に真摯に向き合わない姿勢は政治家失格だ」などとして、堀井議員の交代を呼びかける文書を選挙区内の各支部に郵送していました。

地図日高管内の浦河・様似・えりもの3支部も堀井議員の候補者交代を求めていて、これで選挙区内にある23支部のうち6つの支部が、堀井議員にノーを突きつける形になっています。

堀井議員の政党支部は19日に苫小牧市内で臨時役員会を開き、堀井議員自身の処遇も含めた今後の方針を協議する予定です。

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