コストコの商品を会費無しで購入できる「再販店」が増加中

アメリカ発祥の会員制大型量販店「コストコ」。日本での一号店が福岡県久山町にオープンしたのが1999年、今年11月には小郡市に県内3番目の店舗がオープンする予定です。

年会費はかかるものの、低価格で大容量、さらにコストコでしか買えない商品もあり、人気を集めています。

そんなコストコの商品を仕入れて販売する「再販店」がこのところ増えていて、5月18日には福岡市早良区にもオープンします。

会員でなくてもコストコの商品が買えるというメリットで注目されています。

Q.コストコの魅力は何?「普段手にできないものが手に入るところ、お得なところだと思います」

Q.どのくらいの頻度でコストコに行く?「月に1回まとめ買いしている。大家族にとってはよろしいかと」

「コストコ再販店」とは

本田奈也花アナウンサー「『大容量で低価格』が人気のコストコ。そのコストコの商品を仕入れて販売する『コストコ再販店』が福岡市早良区に18日にオープンします」

福岡市早良区高取にオープンするのは「コレクトマート」です。コストコの商品およそ1000種類が店頭に並びます。16日のプレオープンは1時間限定でしたが、店内は多くの人でにぎわいました。

来店客はー「すごく便利です。遠いところまで行かないと手に入らなかったような商品もこんな、街なかで手に入るようになってすごく助かります。アワビオイスターのソースとか、マカダミアナッツのクッキーは美味しいですよ」コストコ再販店のメリットはこれだけではありません。

「小分け」での販売も

本田奈也花アナウンサー「コストコではチーズタルトを1ホールで販売していますが、こちら再販店では8分の1サイズで売られています」

親子で訪れた客子供「ハリボー大好きです」

母親「こうやって小分けにしていただいてるとすごく助かります」

女性客「プルコギ、あの大きいやつとトルティーヤ、量が多いから4回分くらいに分けていつも冷凍しているけどちょっと多過ぎる。小分けだと嬉しいなと思いました」

コストコ商品を「再販」できる訳は

コストコには「個人会員」と「ビジネス会員」があり、ビジネス会員が仕入れた商品は、店舗やインターネットで販売しても良いという仕組みになっています。

これを利用して商品を販売するのが「コストコ再販店」です。

この店では「マフィン」「クロワッサン」、そしてベーコンやレタスをトルティーア生地で包んだ「ハイローラー」、そして「プルコギ」などコストコの人気商品を販売。

今後は「サーモン」や「ピザ」なども店頭に並ぶ予定です。

来店客Q.何を買った?「おかし。コストコ行ったことがあるけど、1回しか行かずに(年会費)約4千円払った。たった1回しか行かなかったから、そういうところはいいな」

◆会費無しでコストコ商品を買える

利用客は年会費4840円を払わずに商品が購入できます。

その分は価格に上乗せされていますが、交通費などを考えるとメリットも大きいようです。

コレクトマート前山弘オーナー「コストコの商品は大きくたくさんの量を安く買えますのでなかなか使いきれない家庭もある。小分けによって、試して使ったりできますのでお得感もある。一回試してでうちで喜んでいただいて、そして安く大きく売ってるコストコで買うっていうのもまた面白いんじゃないかな」今年3月には福岡市東区に、週末だけオープンするコストコ再販店がオープンしています。

コストコ再販店には「年会費がかからない」「小分けで買いやすい」、近場で購入できるので「交通費を節約できる」などのメリットがあり、今後さらに増えていきそうです。

© RKB毎日放送株式会社