2027年の女子ワールドカップ開催国がブラジルに決定! 史上初の南米大会が実現へ

国際サッカー連盟(FIFA)は17日、FIFA女子ワールドカップ2027の開催国がブラジルに決定したことを発表した。

当初、FIFA女子ワールドカップ2027の開催国には、アメリカ・メキシコ(共同開催)、ドイツ・オランダ・ベルギー(3カ国共同開催)、ブラジル(単独開催)の3つが立候補。しかし、先月29日にアメリカとメキシコが招致から撤退することを発表したことで、2候補での最終投票がFIFA総会で行われることとなった。

投票の結果、ブラジルが119票でドイツ・オランダ・ベルギー78票を上回り、FIFA女子ワールドカップ2027の開催国に決定。2023年大会と同様に、2027年大会も32カ国の参加が予定されており、南米での女子ワールドカップ開催は史上初となる。

今回の決定に際し、ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長はコメントを発表。「今夜発表されたFIFAのこの決定は、ブラジルの女子サッカーとブラジルの何百万人もの女性の生活に大きなプラスの影響を与えるだろう。ワールドカップへの投資に加えて、ブラジルと南米における女子サッカーの成長構造が、発展において大きな飛躍を遂げるでしょう」と述べている。

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