広島・尾道水道の道しるべ 「大浜埼灯台」が国重要文化財に指定

広島県の尾道水道で明治時代から海の道しるべとして役割を果たす、「大浜埼灯台」が国の重要文化財に指定されます。

尾道市因島のにある「大浜埼灯台」は、1894年に初めて点灯されました。その後、設置された船の進行方向を示す信号所の業務は1954年に廃止。現在は灯台のみ稼働し続け、信号所は、記念館として残されています。国の文化審議会は、灯台と信号所がセットで残ることを評価し、重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。

■尾道海上保安部 牛﨑泰成 次長

「ぜひご覧いただいて、また施設それから灯台を身近に感じてもらえれば」

広島県内の灯台が国の重要文化財に指定されるのは初めてです。

【2024年5月17日放送】

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