【登校中の悲劇】ワンボックスカーにはねられ横断歩道を渡っていた9歳男の子が死亡…64歳男が"赤信号を無視しノーブレーキ"ではねたか…現場は「抜け道」として登校時間帯も利用されていた危険な道路

札幌市豊平区で5月16日、男子児童がワンボックスカーにはねられ死亡した事故で、逮捕された運転手は赤信号を無視しブレーキをかけずにはねたとみられることが分かりました。

送検される花田光夫容疑者(64)

過失運転致死の疑いで5月17日送検された、札幌市豊平区の会社員、花田光夫容疑者(64)花田容疑者は5月16日、札幌市豊平区月寒東4条17丁目の市道交差点で、横断歩道を渡っていた近くに住む小学4年生の西田倖くん(9)をワンボックスカーではねて、死亡させた疑いがもたれています。

現場は国道36号線と南郷通へと通じる「抜け道」

事故から一夜明けた現場では…「やるせない気持ち。本当にかわいそう。事故を思うと泣いてしまう」」(小学生の保護者)現場周辺では保護者らに見守られる中、子どもたちが登校。花を手向けたり、涙ながらに手を合わせる人の姿も見られました。「大きい道路に挟まれた道でスピード出す車も多いので心配」(小学生の保護者)事故があった現場は、国道36号線と南郷通へと通じる「抜け道」となっていて利用者が多い道路です。

保護者は「本当にかわいそう。事故を思うと泣いてしまう」

花田容疑者は赤信号を無視しブレーキをかけずに西田くんをはねたとみられています。花田容疑者は「私がちゃんと信号を確認していないばかりに相手の小学生をはねてしまった」と供述しています。警察が事故の詳しい状況を調べています。

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