【移籍】鎌田大地の残留へラツィオSDが自信「仲介人と話したが、100%残る。ただし…」

クリスタル・パレスも虎視眈々と狙う。

イタリア・セリエAのSSラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地(Daihi KAMADA)が今シーズン限りで契約満了を迎える。3年間の契約延長オプション、あるいは新たに1年延長の案が出ていると言われるが、まだラツィオからの正式発表はない。

アイントラハト・フランクフルトを退団してフリーとなった鎌田は今季、ラツィオに加入。これまでリーグ27試合・1得点・2アシストを記録している。

信頼を得られずにいたマウリツィオ・サッリ前監督が3月に退任し、イゴール・トゥドール監督が就任したあと状況が一変した。トゥドール監督のもとで鎌田はレギュラーポジションを掴み、センターハーフとして不動の地位を築いている。

12月に一旦クラブへ今季限りでの退団を申し出たとも言われるが、鎌田はフリートランスファーになるカードを持ちつつもラツィオ残留に傾いていると噂される。イタリアメディアによると、3年間の延長オプションではなく、1年の延長案が鎌田サイドから出たとも言われる。

また一方で、フランクフルト時代にともにUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇を果たしたオリバー・グラスナー監督が就任したイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスFC、さらには同じセリエAのユベントスFCなども、鎌田獲得を検討していると言われてきた。

そうしたなか、ラツィオの地元テレビ局『ラヂオセイ』がこのほど、アンジェロ・ファビアーニ・スポーツディレクター(SD)に直接取材。鎌田の動向について質問している。

するとファビアーノSDは「カマダの運命は彼自身が握っている。仲介人から聞いている限りでは、彼は100パーセント残留を望んでいるようだ。ただし土壇場で気が変わったとしたら、そこで私たちにできることはほとんどない」と答えた。

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クラブとしても、8月で28歳になる鎌田の”残留”を希望していることを明らかにしている。間もなく、鎌田サイドからの動きがありそうだ。

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