松本潤、二宮和也に続き独立! 櫻井翔らが追随の可能性も「嵐ファンに焦りなし」のワケ

嵐の松本潤が16日、今月30日にSTARTO1 ENTERTAINMENTから独立することを発表した。嵐では二宮和也に続く2人目の独立となり、他のメンバーも続くのではないかと推測する声もある。嵐の分裂が危惧されるが、ファンにとって「株式会社嵐」の存在が大きな安心材料になっているようだ。

松本は16日夜、STARTO社の公式サイトで「5月30日をもちまして、個人としては独立することを決意いたしました」と報告。「正直なところ不安も大きいのですが、私自身の未来を形作るためには必要な一歩だと感じています」などと決意をつづった。

独立の理由については、やはりジャニーズ性加害問題が大きく関係したと考えられる。問題が騒がれてから旧ジャニーズ所属タレントたちはCM契約が激減し、スポンサーへの配慮でドラマなどへのキャスティングにも影響が及んだ。

昨秋に独立した二宮は、7月期にTBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』で主演を務めるほか、放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』への出演が内定したとも報じられるなど、オファーが急増している。岡田准一や生田斗真らも退所後に仕事が増加しており、俳優業を中心にしている場合は独立したほうが動きやすいという現状がある。

松本は演出家やプロデューサーとしての顔もあるが、大手事務所「トライストーン・エンタテイメント」の社長に昨年就任した俳優の小栗旬らと仲がいいことから、独立後はこれまではできなかったようなコラボなども期待できそうだ。

独立した方がメリットが大きいとなれば、同じ嵐の櫻井翔や相葉雅紀が追随する可能性もある。長期休業中の大野智はなおさらだ。そうなれば「嵐がバラバラになってしまう」という印象を受けるが、意外にもファンに焦った様子はない。

嵐は4月にメンバー5人の連名で新会社「株式会社嵐」を設立したことを発表し、グループとしてSTARTO社とエージェント契約を結んだと公表した。二宮や松本だけでなく、仮に5人全員が独立したとしても、グループとして動く時はSTARTO社の管理下でまとまって活動することになる。

ソロ活動で性加害問題の影響を受けなくなり、グループとしてはSTARTO社に残ったままという構図で、まさに独立は現時点での「最適解」ともいえそうだ。

ただ、ファンにすればメンバーが5人中2人も独立すれば「もう嵐の活動再開はないのでは」と不安になりかねないところだった。だが松本の独立に先んじて「株式会社嵐」の設立を発表しておいたことで、ファンは不安にならずに済んだといえそうだ。

実際、SNS上のファンからは「4月の段階で株式会社嵐のお知らせしてくれたの本当にありがたい」「株式会社嵐があって良かった」「株式会社嵐の存在が本当に心強いし、何があってもバラバラにはならないという安心感がある」といった声が相次いでいる。

この「発表の順番」はファンへの配慮だったのだろうか。もしそうだとすれば、メンバーたちに「活動再開の意思あり」と判断できそうで、他のメンバーたちが独立を選んだとしてもファンが不安になることはなさそうだ。

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