海外レビューハイスコア『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』―誰もがダイブしたいと心から願っていた素晴らしい未来体験だ

『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』

・Hey Poor Player: 90/100(ニンテンドースイッチ)

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私は『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』になにを期待すべきかわからなかったが、結局のところ、本作は考え得るほぼすべての面でオリジナルのアドベンチャーを上回った。これは実に楽しく、良くできた続編であり、美しいアートワークや魅力的な音楽、素晴らしい声優陣にあふれている。加えて、そのすべての間に洞察に富んだ印象的な語り口があり、同時に、異なる観点を通じて読み手に現実世界の問題や道徳的なジレンマを数多く見せてくれる。第一作をプレイしていなくても大いにお勧めできる。

・Siliconera: 90/100(ニンテンドースイッチ)

『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』は待った甲斐のあるものだ。一通りプレイすれば、Midbossがこのアドベンチャーやキャラクターや世界観を作り上げるのに長い時間をかけた理由がわかる。さまざまな人の記憶を辿り、謎を掘り下げていく間、本作は常に関係者全員による献身的な仕事のように感じられた。

・Gamers Heroes: 85/100(PC)

『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』は誰もがダイブしたいと心から願っていた素晴らしい未来体験を提供してくれる。その短い物語にはもっと助走があればありがたかったが、“ES88”による“ゴールデン・バタフライ”の追跡は、記憶を辿る旅として十分に価値がある。

・RPG Fan: 78/100(PC)

・GAMINGbible: 70/100(PC)

私が『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』で過ごした時間はずっと忘れられないものになるだろう。謎とストーリーが物足りないという問題はあったものの、本作のキャラクター、設定、前提、サウンドトラックはそれを補うのに十分だった。

・Noisy Pixel: 70/100(PC)

・Gfinity: 70/100(PC)

『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』はポイント・アンド・クリック方式の探索と、感情知能が高く活き活きしたキャラクターを組み合わせている。時々テンポが悪く、些細なバグやエラーもあるが、総合的にはパンチが効いていて想像力を刺激する、記憶に残る体験である。

訳注:感情知能(emotional intelligence)は、自己や他者の感情を認識・理解・制御する能力を表す概念。心の知能とも呼ばれ、知能指数(IQ)と対比される。

・Checkpoint Gaming: 65/100(PC)

『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』は『2064:リードオンリーメモリーズ』のファンが気に入るものをたくさん備えているが、前作が扱った範囲やインパクトには遠く及ばない。素晴らしいデザイン、興味をそそられる世界観、魅力的なキャラクターは大きな期待を抱かせるが、自由度の欠如、極端に単純化された謎のデザイン、納得できない結末のせいで、期待外れで残念な体験に感じられる。クールな未来設定の短く風変わりなストーリーをお探しならまだ楽しめるだろうが、期待はほどほどに。


PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2024年5月16日に発売された『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が74点(総レビュー数9件)、ニンテンドースイッチ版が75点(総レビュー数5件)でした(PS5/Xbox Series X|S/Xbox One版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、世界観やキャラクターは高く評価されています。一方、ストーリーは評価が分かれているようです。

本作は、2015年にリリースされた『2064:リードオンリーメモリーズ』の続編となるSFテキストアドベンチャーです。プレイヤーは超能力を持つ女性エージェントとなり、“ニューロダイバー”と呼ばれるクリーチャーを使って人の記憶の奥底にある情報を辿り、超能力犯罪者の行方を追います。前作を知らなくてもゲームの世界観に入り込める一方、前作の登場人物にも再開できると謳っています。

『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに配信中です。

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